読売育英奨学会とは? 読売育英奨学会とは?

新聞の朝・夕刊配達、集金、チラシの折り込みなどの業務に就きながら、主に首都圏の大学・専門学校などに通う奨学生制度です。 入学から卒業まで学費を奨学会が全額立て替える制度で、YCからは給与・賞与が支給されます。

読売新聞東京本社が母体となって直接運営する新聞業界で最も実績のある奨学金制度です。2024年4月に入会される皆さんは第60期生となります。
第1期生の入会から59年の歴史を経て、これまでに読売育英奨学生制度を利用して社会に羽ばたいた卒業生は約8万名を数えます。

入学金、授業料、施設費、諸経費など学費を奨学会が全額立て替えて支払うもので、学校の年制、コースによって奨学金(学費の返済免除額)の限度額を定めています。

奨学会に入会する際、A・Bいずれかのコースを選択します(Cコースは、進学する学校の授業がYCでの業務に支障が出る場合などに適用となります)。

コースによって、奨学金(学費の返済免除額)、YCでの業務内容と給与金額などが異なります。コースによる制度内容の違いは卒業まで続きますので、十分に検討して決定してください。

※コースの選択についてはご相談させていただく場合があります。

奨学金とは別に、YCからの給与が毎月支給されます。

奨学生制度が適用される学校、学部、学科には条件があります。

奨学生は毎日朝・夕の新聞配達をするため、授業によって夕刊配達の時間帯までにYCに戻れなかったり、泊まり込みや長期間の研修・実習などが必修の学校、学部、学科は、原則、奨学生制度を適用することができません。

夕刊配達時間に授業時間が重なってしまう学校、学部など、進学をご希望の場合は奨学会にご相談ください。

奨学生はYC店舗内の部屋、またはYCが用意したアパートに住んでいただきます。完全個室で部屋代は無料、エアコンまたはクーラー付きです(構造上の問題などから、設置できないYCもあります)。 水道・光熱費の基本料金はYCが負担し、学生は使用料金だけを負担します。 部屋もしくはYC内にシャワーの設備があります。

奨学会地区担当者が奨学生との個別面談などで、奨学生生活における悩み・不安などの相談窓口になります。また、各地区において毎年、奨学生激励会を開催しています。

基本は自炊となります。中には朝・夕食が用意されるYCもあります。その場合は食事代として毎月29,000円をYCに支払ってください。

1か月の定期代のうち3,500円までは奨学生本人が負担し、3,500円を超える分はYCが補助します。

(※補助額に上限あり)

奨学生生活において最も大切なことは健康管理です。 YCでは年2回、集団健康診断を実施しており、奨学生も全員受診していただきます(費用はYC負担)。

4年制の奨学生は、全員が4年目の修了年度に研修旅行に参加できます(任意参加)。3年制・2年制の奨学生は、YC所長推薦による選抜で参加できます。費用はYCと奨学会で負担します。

奨学生が卒業を控え、就職活動をする際、本人の希望により読売育英奨学会理事長の推薦状を発行しています。また、年に数回「就活支援セミナー」を実施しています。OB・OGが体験談を話したり、ビジネスマナー講座を開催したりと、奨学生の就職を最大限応援します。

大学、専門学校(2年制以上)、予備校を卒業した奨学生には、記念品を贈呈します。

※卒業時に読奨OB会会費として5,000円を控除されます(1年制は除く)。​

各コースのご案内

コース 業務内容 1日平均労働時間 給与
A
朝・夕刊の配達、集金、チラシの折り込み、
PR業務、事務処理などの付随業務

6時間

月192,708円
B
朝・夕刊の配達、 チラシの折り込み、
PR業務、事務処理などの付随業務

5時間未満

月144,720円
C
朝刊の配達、集金、 チラシの折り込み、
PR業務、事務処理などの付随業務

4.5時間

月142,844円

各コースのご案内

コース 業務内容 1日平均労働時間 給与
A
朝・夕刊の配達、集金、チラシの折り込み、
PR業務、事務処理などの付随業務

6時間

月192,708円
コース 業務内容 1日平均労働時間 給与
B
朝・夕刊の配達、 チラシの折り込み、
PR業務、事務処理などの付随業務

5時間未満

月144,720円
コース 業務内容 1日平均労働時間 給与
C
朝刊の配達、集金、 チラシの折り込み、
PR業務、事務処理などの付随業務

4.5時間

月142,844円